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木の情報館

木の知識 エピソード
天然木ならではの美しさを最大限に引き出したツキ板製品。 原木・挽立材、オイル塗料もラインナップしています。

ツキ板のできるまで

いくつもの工程を経て生まれるツキ板。そこには北三の情熱と培われた技術がそそがれています。
買い付け ツキ板の仕事は、原木の買い付けから始まります。原木は、同じ樹種でも人の顔のように一本一本が異なった年輪模様をもっています。エキスパートの選木員は、原木の外見から中にかくれた微細な変化を読み取り、原木の値打ちを判断します。
原木からツキ板になるまでには、重要なポイントがたくさんあります。熟練した手で、慎重な工程を経て初めてできあがる世界の銘木ツキ板。天然銘木は一つひとつに個性があり、表情があり、同じものはけっしてないのです。
製材 輸入された原木は、まず製材工場で一丁の長さ、幅、厚さに製材します。この時、原木のもっている木目が最もよく活かされるよう鋸を入れます。また製材機にかからない大きな原木は、木挽きさんによって製材されます。
煮沸 製材された原木は原盤(フリッチ)となり、煮沸槽で煮沸されます。フリッチの大きさや樹種によってお湯の温度と煮る時間がみな違います。昔の刀鍛冶の湯加減にも匹敵するポイントです。
切削 煮沸されたフリッチは、いよいよ機械にかけられツキ板になります。ツキ板を削る機械は二種類あります。平らに削るスライサー、丸く回転して削るロータリーレース。木質に適したカンナ刃とフリッチの角度が適切でないと、「サカメ」、「片ウス」、「スダレ」などで使いものにならないツキ板ができてしまいます。ツキ板は0.15mmという薄いものまでできます。
スライサーによる
板目の木取りと木目
スライサーによる
柾目の木取りと木目
ロータリーレースによる
木取りと木目
ハーフロータリーレースによる
板目の木取りと木目
ハーフロータリーレースによる
柾目の木取りと木目
乾燥 ツキ板の劣化やアバレを防ぐために、ツキ板を乾燥させます。真空乾燥とネットプレスドライヤーの二つのタイプがあります。真空乾燥機は、電子レンジと同じ原理で加熱します。ネットプレスドライヤーは、二枚のネットでツキ板を挟み、アバレを抑えるためプレスしながら熱風乾燥します。
完成 乾燥が終わったツキ板は、慎重に検品し、グレード別、用途別に分類されます。
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ツキ板の貼り方

ツキ板の貼り方にはさまざまな手法があり、木目の柄をうまく活かして貼り合わせることで、見え方や印象が大きく変わります。 ここでは代表的な3つの貼り方をご紹介します。
スリップマッチ ツキ板の木表を順次スライドしてそのまま貼ります。追い貼りともいいます。
ブックマッチ 本を開くのに似ているので呼ばれていますが、一枚おきにツキ板が裏返しに貼られて左右対称の柄になります。
ミスマッチ 同じ樹種で色調、柄の微妙に違うツキ板を数種類ミックスして全体が調和するように貼る貼り方で、ジョイント部分に溝の入るものと入らないものがあります。この貼り方は、似た色柄の化粧合板がいつでも供給できることが特徴です。
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